土地
土・景観・道具を整え、守る。
en FARMの取り組み
農を入口に、自分に合う役割から関わる。
土地・食・知識・関係を、一緒に手入れして次へ渡す。
この畑が目指すもの
約20年使われていなかった伏見の農地を、関わる人が役割を持ち寄って守り育てる場所へ。
都市の暮らしに、土・季節・食・人との関係を取り戻すために。野菜を育てることから、暮らしを一緒に手入れすることへ、関わりを広げていきます。
一緒に手入れする、4つの共有資源
土・景観・道具を整え、守る。
育て、料理し、食卓を囲む。
経験を記録し、学びを分け合う。
迎え、話し、地域とつながる。
この繰り返しが、みんなで守り育てる場所をつくります。
WHY I STARTED

全国約70軒の農家さんを訪ねる中で、農業は野菜をつくる技術だけではないと知りました。
土地との付き合い方、季節の読み方、食べること、地域との関係、次の世代へどう渡すか。
でも、都市で暮らしていると、そうした「農」に触れる入口はほとんどありません。
だから、農家になるためではなく、暮らしの中から農に関われる場所をつくりました。
街の近くに農地が残り、農・食・地域の文化が今も暮らしの中にある京都。まずは自分が育った場所で、歩いて通い、日常の中で関われる形をつくります。
FROM AGRICULTURE TO NOU
野菜のつくり方だけではなく、
農との関わり方を学び直す。
農業は、食をつくり、生業として続けていく大切な仕事です。
一方で、「農」という営みは、もっと暮らしの近くにあったのではないかと考えています。
土に触れる。季節を見る。育たない理由を考える。収穫して食べる。誰かと分け合う。土地を手入れして、次の人へ渡す。
en FARMでは、農家になるためではなく、こうした「農」を暮らしの中で学び直します。


土や植物に触れる。
季節や作物の変化を見る。
作業や収穫、知識を分け合う。
記録し、次の人へ渡す。
みんなで守り育てる仕組み
この畑は、関わる人自身が守り、整え、一緒に育てる場所です。en FARMでは、参加する人が小さな役割を受け持ち、運営にも関われる入口をつくります。
水やりをする人。作物を記録する人。初めて来た人を案内する人。料理する人。写真を撮る人。企画を考える人。
農作業の経験や参加頻度だけを条件にせず、料理、写真、景観、道具、安全、対話など、暮らしに近い入口を用意します。工輝や一部の人だけに依存せず、次の人へ役割を渡せる状態を目指します。
誰が参加できるか。どんな役割を持つか。何を共同で決めるか。得た価値をどう戻すか。土地の所有だけでなく、こうした運営の仕組みを大切にします。
草を管理し、土をつくり、種や苗を植える。日々の手入れを分担します。
作業、生育、天気、気づきを写真と文章で残し、次に来る人へ渡します。
道具の置き場や使い方を共有し、初めての人も動ける状態をつくります。
畑の今や必要な作業を伝え、初めて来た人をご案内します。
収穫したものを料理し、育て方や味の気づきを畑へ返します。
学びや収穫の場をつくり、畑で起きたことを写真と言葉で伝えます。
大きさよりも、大切にしたいこと
人数や収穫量、企画を増やす前に、土地・人・関係性・文化・次世代のために何を守るかを決める。その範囲で、続けるために必要な利益をつくる。en FARMは、この考え方を大切にします。
土に触れる時間。季節を感じること。顔の見える関係。地域で役割を持ち、一緒に手入れすること。
必要な利益を得て、土地・安全・運営へ戻す。守る価値と経済的な継続性を、最初から一緒に考えます。
畑で実践する、6つの原則
使い切る資源ではなく、手入れして次の世代へ渡す。
代表者だけに頼らず、関わる人が自分に合う役割を持つ。
人数や企画より先に、安全・記録・意思決定・引き継ぎを整える。
会費や販売などで得たお金を、土地・安全・運営・次の活動へ戻す。
収穫量や売上に加え、参加の継続、役割の分散、関係性、学び、地域への広がりを見る。
共同で手入れする原則を、公園、食、学び、文化、対話など、それぞれの場所に生かす。
ROADMAP
人数や企画の数ではなく、役割が分かれ、記録が残り、次の人へ無理なく受け渡せる状態を目指します。

土地の癖と作物の変化を記録し、安全・作業・対話の基本を整えます。
水やり、草管理、記録、案内、料理などを分担し、次の人へ渡せる形にします。
畑で学んだことを、食・学び・文化など、京都の暮らしへ少しずつ戻します。
BEYOND THE FARM
en FARMで育てたいのは、畑の中だけで完結する関係ではありません。
育てたものを食べる。農家さんを知る。地域のお店とつながる。学んだことを日々の買い物や食事へ持ち帰る。
まずは伏見で、共同で守り育てる仕組みをつくる。そこで学んだ原則を、公園・食・学び・文化・対話・仕事など、それぞれの場に合わせて生かしていきます。
目指すのは、人の役割、関係、地域の文化が育ち、無理なく次へ受け渡される畑です。
関連する取り組み:Hikari Basket →